とザル雑記

とザルの雑記です。面白そうなこと思いついたらゆるゆる更新するよー!

moonに魅せられて…|出会い編

どーも、とザルです♪

 

遡ること半年…去年の9月のこと。Twitterに流れてきた漫画を読んで、僕はあるゲームの存在を知りました。

www.pixiv.netそれが、moonというPlayStationの1995年のゲーム。

 

 

正直、ゲームはニンテンドーのものしか触れたことがなかったし、パーティーゲーム系の皆で集まって遊ぶものは好きだったんだけど、1人で遊ぶRPGはあまり得意ではなくて…。現に3年前に買ったポケモンがまだ殿堂入りまで行けてないし…。一人で遊ぶってなるとなかなか手を付けなくなっちゃうんですよね…。

 

それでも、この漫画に描かれているゲームは僕にとって凄く魅力的でした。なんだ、このゲームは?モンスターの死体が転がる世界?勇者が悪者?そしてひたすら街歩きをする?

 

そう、ポケモンをするにしろ、あまりバトルには興味がなくて、それよりはたくさんの種類のポケモンを捕まえることが好きで…。不思議のダンジョン系のゲームでも端から端まで探索しないと階段降りるのためらっちゃうし…。バトルよりも探索が好きなんだなってこの漫画を読んで気づいたんです。ゲームへの苦手意識はバトルとか、アクションとか、シューティングとか、好戦的なものなんだなと。探索は好きなんじゃないかと。

 

そして、漫画によれば、このゲームで遊べばバトルがなく探索をただただ楽しめると…!?

気づいたら、このゲームのことを必死に調べていました。見たこともない20年前のゲームについて、ネタバレを踏まないように注意しながら、ただただ調べました。どうやらかなりメタい感じだとか、かなりシニカルだとか、それだけど、各キャラは人間味があって憎めない良い奴ばかりだとか。どうやら、このゲームはラブデリックという会社が作ったものらしい、と、ラブデリックについても調べる。しかし、もうこの会社はなくなってしまっている。moonは版権の問題でVCみたいなことはしていないと…。

そうなると、手に入れるにはプレイステーションとソフトを買うしかないんだな?1本のゲームをやるために本体の購入まで考えたのは初めてでした。しかし…。

 

高い!

プレミア価格が付いていたんです、このmoonというゲーム。20年前のゲームだし、本体合わせて3000円以内で買えるだろうと思ったら、ソフトだけで7000円近くする…!新品だと40000円もするそうで…嘘だろと…。本体も買うことを考えると10000円近くするのか…。プレステ本体他に使うあてないしな…。買ったところで本当に遊ぶか分からない。現に3年前に買ったポケモ...(ry。そう思うと、なかなか1万円を出す勇気が出ませんでした。はぁ、これはちょっと買えないな…と諦めることに。

 

ゲームの購入自体を諦めても、このゲームへの興味は絶えませんでした。特に興味を持ったのがこのゲームの製作者のこと。ゲームについて調べているとたくさんの製作者インタビューが出てきたんです。そのインタビューが、面白かったし、非常に勇気が出るものだったんです。特に気に入ったのがこちらの記事。

news.denfaminicogamer.jp

その時の僕は、11月に開くイベントのために全力で突っ走っていた時期でした。イベントを成功させるために全力を尽くし、全力で仲間と楽しんでいる今が、このゲームを楽しんで作っていたと振り返るクリエイターたちに重なったんだと思います。だから、このクリエイターさんたちみたいに全力で楽しんで、でも全力でやることをやって、しっかり理想として描いたものを作りたいなと強く思いました。

 

特に響いた言葉が<未来は今、今となる>というもの。

当時、呟いたメモが残ってた。

2月の空想も、今の目標も、50日後には今となって目の前に現れる光景だ。
だから、悔いのないように想像力を働かせるし、なるたけたくさん創造するし、今を楽しむ。今頭の中で楽しいものとか、必死こいて作ってるものは50日後に現実でみんなを楽しませているものだ。だから、最後まで楽しみきって作りきる。大丈夫、今が楽しいから、きっと大丈夫。

その後、この<やったこともないゲームのインタビュー記事>が、心から離れることはなく、イベント当日までずっと心の支えになってくれました。触れたこともないゲームってことが何だかかなり不思議な気がしていたけど、このインタビューに出会えたことで自分のモチベーションが高まっていたのは確かです。そして、イベント終了後の指針みたいになってくれたのもこの記事でした。僕の中の何らかの価値観を肯定して、強くしてくれたのがこの記事だったんだと思います。

 

そんなこんなでゲームをやる前からずっと影響されてきたのが、このmoonというゲームで、遊ぶ前から大好きなゲームになっていました。一体どんなゲームなんだろう?ゲーム自体への興味も尽きなかったけど、ビビりな僕は中々手を出せない…。

 

そんな時に一緒にイベントを作ってきた仲間で、イベント終了後は自分のゲームを作るんだ!と言っていた奴が言ったんです。

「moon買ったから、遊び終わったら貸してあげるよ!」

 

!?!?!!?!?!?!??!?

 

そいつは、興味を持ったら何にでもスッと手を伸ばせるようなそういう奴で、ゲームを作るにあたり参考にしたいと言って10000円近くをスッと出してしまったようです。自分のお金をびびって全然使えない僕からしたら、本当にその行動力に尊敬します…。

 

ということで、その友人の好意で、僕にもmoonというゲームを遊ぶチャンスが与えられたのです。そして、1月の中旬に借りて、やっぱりゲームを続けるのは苦手で、それでも遊び続け、やっと今日エンディングまで辿り着きました。

 

その感想を書こうと思って書き始めた記事なのですが…経緯を語っていたら長くなってしまったので、この続きはまた明日としましょうか。

 

とザルでした~♪