とザル雑記

とザルの雑記です。面白そうなこと思いついたらゆるゆる更新するよー!

僕の夢|前編

どーも、とザルです♪

 

僕には夢があります。

今日はそんな強い宣言から書き始めてみたいと思います。

小さい頃から、僕は本が大好きでした。正確に言うと、小説かな?

どれくらい好きだったかというと、1週間で10冊の本を読んで、借りたい本が自分の図書館にないと、隣の町から取り寄せてもらうほど好きでした。小学校でも中学校でも図書委員長を務め、中学に関しては異例の2期連続委員長を務めるほど本が好きでした。

高校生になると、部活や勉強が忙しくなり、読む量が圧倒的に減っていくのですが、それでも、今でも読書という行為が大好きです。

 

何故、小説が好きだったのか?それは単純に自分には起こりえないワクワクする体験が目の前で起こるからです。僕は比較的空想力があったのか、本を読んでいれば、セリフが声として聞こえるし、BGMも流れ出す。そして、キラキラした世界として様々な画が浮かんできました。

主人公への自己投影がかなり強く、主人公になりきって本を読むので、没入感も凄かったですね。主人公の目線で景色が見える経験はとても鮮烈でした。僕は本を通じてなんにでもなれました。探偵にも、フクロウにも、恋する乙女にも、神と人間のハーフにも…。僕にとって本こそが究極の物語体験でした。

そう、映画や漫画やゲームだとここまで一人称視点で重ねられないんですね…。空想の余地がなさすぎるというか、結局お膳立てされた上で物語に浸ることになるので…。リズム感の制御も小説ほど自由には行えないですよね…。濃さも小説が優位に立ちがち。どのメディアの作品も大好きなんだけど、何より小説が究極。小説が究極の物語体験。

 

だから、小学校の卒業アルバムに書いた<もし生まれ変わったら?>という質問。これに<本の主人公になりたい>と書いた。何故なら本の中の体験はいつでも新鮮でエキサイティングだったから。知らない世界の楽しい冒険へと本が誘ってくれるのです!こんなに楽しいことがあるか…!

 

でも、それは大多数の人には伝わらないことでした…。僕の周りの友達には本が苦手だと答える人が多数いた。

3ページも読むと眠くなる。こんな厚いの読めるわけないじゃん。読書感想文の本読むのくそめんどくさい。読書の時間とか要らなくね?そして、彼らの読む本は、<爆笑!テストの珍解答!>みたいなものばかり…。

 

僕には全然理解が出来なかった。なんでこの人たちは本を読まないんだろう?なんでこんなに楽しいことに気が付かないんだろう?この人たち、絶対に損をしている…!

 

そして、思ったんです。

<この人たちを物語の中に連れていきたい!そしたら本の魅力に気づいてくれるはずだ…!>

僕は<本の主人公になりたい>けど、それ以上に<この人たちを本の主人公にしてあげたい>と思ったんです。

僕は夢見た。誰もが本の主人公になれて、誰もが本の魅力に気づいてくれる世界を…!

それが全てのはじまりでした…。

 

中編へ続く…

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ここからは余談ですが…。

現在、7月のはじめの<あるイベント>の構想を練っています。

そこで折角だったら、このイベントが構想され、企画され、運営されていく流れの裏側をブログに載せてみようかなぁなんて思ってます。これは、自分がそういった過程を言語化していくことで、もっと自分のやりたいことを理解したい、方法論を身に着けたいという考えからです。

でも、そういった記事を書くのであれば、(自分の書きたいことを書くというスタンスであるにしろ、)ある程度他人が読む可能性があるのであれば、<僕の夢>についての言及はやはり避けて通れないなと感じ、書きました。少し照れくさいけどな…‼

ある種、僕はこんなものを作りたい人だという自己紹介的なものだと思います。こういう考え方の<とザル>というキャラなんだという文脈を踏まえ、今後のイベント関連の記事を読んでいただけたらなと思います…。

 

ということで、中編もよろしくね♪

 

とザルでした~♪